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20年以上消えない家具への情熱とこだわりを、次代を担う若手社員に染み込ませる

MD部 Bizpro 

大橋さん

1997年12月入社。営業3部(現在の法人課)へ配属後、約7年の間に販売と営業、MD企画を兼務し、2005年に商品部 MD課 マネージャーに就任。2021年から現職に就く。

MD部のお仕事って?

・市場・トレンドを調査分析
・商品開発や生産管理
・店頭での陳列から売上動向の分析

会長の話に感銘を受け、未知のインテリア業界へ。

1997年に入社し20年以上リビングハウスで働く大橋さんは入社当時、営業3部(現在の法人事業部)に配属されました。そこから現在の堀江本店のMD(マーチャンダイジング)企画室(現在のMD部)に異動、現在は部付Bizproを担当されています。
「Bizproとはビジネスプロデューサーのことです。部下を持たない役職です。部門長組織運営や業務方針管理に基づき、部署内外の人材育成や生産性向上・問題解決のための計画づくりをしています。異なる部門の強みを掛け合わせて新しい価値を作り、業績の向上につとめています。」

大橋さんは元々、紳士服の会社で働いていました。リビングハウスを知ったきっかけについて「ある時、出身である関東の知人から現在の会長を紹介してもらいました。お話の中で『これからはインテリア業の時代が来る』ということに感銘を受けました。当時は婚礼家具の末期でバタバタと家具屋が廃業になっていたので、これからは住の時代だと確信しましたね!」また関東出身の大橋さんにとって初めての大阪の地はチャレンジの連続だったそうで「1年目に勤めた法人営業部では関西で生き抜く根性が試されました。メーカーやゼネコン業界の方々と関わる機会が多く、そのおかげでオーダー家具や図面の見方など、インテリア業界の知識が深まりました。」

販売職で芽生えた店舗運営への興味と、追及し続けた商品へのこだわり

販売職(現在の空間時間デザイナー)に配属された2年目以降、大橋さんはお客様が商品をどのように選ぶのかを学びました。それとともにある思いが生まれてきたそうで「異なるスタイルを持つバイヤーが同じ部署に複数人在籍していたのですが、最適な人事配置になっているのか疑問に感じていました。自分がMDを担当すればそれが解決できると思い、当時の上司にマンションのモデルルームを担当したいと社内営業しました。そのコンペの際、たまたま見に来られた現会長に直談判しカバン持ちとして色々な会場についていき、同業者の知り合いを増やしていったこともあります。今思うとかなり大胆な行動でしたね!それだけ必死でした(笑)」

仕事の中でも「プライベートブランドを作り始めたことは大きかった」と語る大橋さん。

「多店舗化を推進していく中でメーカーさんからの仕入れだけだと限界があると感じていました。特に思い入れがあるのは『モコア』という商品で、ファッション業界を参考にデザインに注力し、インテリアリテラシーが高いお客様に向けて作りました。生産先の火事で一時廃盤の危機に瀕しましたが、なんとか生産体制を立てなおし今でも主力の商品になっています!」

こうした「0から1を生み出す」仕事において、自分の企画した商品に対するフィードバックには積極的に耳を傾けるようにしているのですが「社内SNSや商品目安箱にお客様が喜んでくれたエピソードや社員のポジティブな感想が届いたときは、素直にとても嬉しいですね(笑)」と笑顔で語ります。

楽しく、前のめりに働く社員を増やしたい

以前に新入社員に対して商品研修を行ったことがあって、その時は商品の特徴だけでなく、ついつい熱が入ってその背景や細部へのこだわりまで話してしまったんですが、その時の社員の子たちの反応が嬉しくて!前よりも商品に対する愛情が深まったなと!(笑)やっぱり新しい空間時間デザイナーには、まずインテリアが好きになってほしいですね。お客様も、販売している家具のことを好きな空間時間デザイナーから買いたいと思うはずです。今後はお客様はもちろん、社員からも愛されるような商品を作り続けたいと思いました。」と大橋さんは熱く語ります。

最後に仕事のこだわりを話していただきました。「商品開発や新しい取引先を見つける際に『これは無理じゃないか?』」と思うことは正直多いです。ただその中で少し背伸びしてみると、その『無理』が『できた』に変わります。少しだけ背伸びしてみる意識。これがどんな仕事をする上でも欠かせないと思います!」